2012年02月24日

「塔」「元素」 〜塔に見る夢、未来に捧げる祈り〜

アンサンブル室町第6回公演

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公演日 2012年3月11日
東京都江戸東京博物館1Fホール
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

第一部 「塔」:開演15時
  作曲 山下恵(2008年)、酒井健治(初演)
  演劇 ジャン・コクトー「エッフェル塔の花嫁花婿」
  振付 山本裕

第二部 「元素」:開演16時10分
  作曲 権代敦彦(2011年)、ジャン=フェリ・ルベル(1737年)
  振付 井上大輔 


演奏会によせて

日本に突如襲いかかり世界を震撼させた大惨事からちょうど1年後の同月同日、アンサンブル室町は公演を通して、大震災ですべてを失われた方々へのオマージュ、そして希望のメッセージを皆さまにお届けしたいと存じます。

公演は2部構成となっています。
第1部「タワー」はジャン・コクトーの『エッフェル塔の花嫁花婿』の台本の元、演劇とコンテンポラリーダンスと山下恵・酒井健治両氏作曲音楽とのコラボレーションです。第2部「元素」はコンテンポラリーダンスと権代敦彦・ジャン=フェリ・ルベル両氏作曲音楽と声明とのコラボレーションです。
つまりこの公演は、シュールレアリスム的な夢と瞑想的な祈りという、人類の起源から常に人間と共に存在してきた2つの側面(聖と俗)に同時に訴えかけているのです。

なぜなら藝術の創造は、人間が試練を乗り越え、(人間を)超越して、新たな道を切り開き、平和と愛の世界の構築へと一緒に歩み続けるのを助けてくれるものだからです。

アンサンブル室町代表 ローラン・テシュネ



アンサンブル室町について

アンサンブル室町は、北とぴあ音楽祭(東京)をきっかけに、バロック時代の古楽器と伝統的和楽器の演奏家、舞踊家、俳優、そして広く開かれた芸術的対話に関心をもつ人々が集まって結成されました。これまでに、「豊臣秀吉の夢」(2007、北とぴあ つつじホール)、「邯鄲の夢」(2008、サントリーホール)、第1回「ワークショップ/コンサート」(2009、東京藝術大学)、「ポール・クローデルの百扇帖1」(2010、日本大学カザルスホール)、「ポール・クローデルの百扇帖2」(2011、東京文化会館)、「元素」(2011、サントリーホールブルーローズ)など数々の公演をおこない、約25の作品(権代敦彦、酒井健治、エディット・ルジェ、成田和子、山本和智、末吉保雄、アラン・モエーヌ、山下恵、他)を初演してきた。また、今後は楽譜出版、録音、国際作曲コンクールの開催などのプロジェクトも予定されている。


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芸術監督  ローラン・テシュネ Laurent Teycheney

「タワー」演出  石丸さち子 Sachiko Ishimaru
「元素」ダンス監修  伊藤キム Kim Itoh
舞台監督  城崎祐司 Yuji Shirosaki
舞台監督サポート  原口佳子 Yoshiko Haraguchi
制作  山田未代 Miyo Yamada
照明  吉本有輝子 Yukiko Yoshimoto
作曲  権代敦彦 Atsuhiko Gondai
    酒井健治 Kenji Sakai
    山下恵 Megumi Yamashita
指揮  鷹羽弘晃 Hiroaki Takaha

「タワー」役者  秋草瑠衣子 Ruiko Akikusa
         河内大和 Yamato Kawachi
         長尾純子 Junko Nagao
         野口卓磨(責任者) Takuma Noguchi
「タワー」ダンス 池川恭平 Kyohei Ikegawa
         高橋純一 Junichi Takahashi
         船木こころ Kokoro Funaki
         山本裕(振付・責任者) Yu Yamamoto
「元素」ダンス  井上大輔(振付・責任者) Daisuke Inoue
         入手杏奈 Anna Irite
         辻田 暁 Aki Tsujita
         山下 彩子 Ayako Yamashita
オルガン     大平健介 Kensuke Ohira
         新妻由加 Yuka Niitsuma
チェンバロ    流尾真衣 Mai Nagareo
ヴィオラ・ダ・ガンバ 小澤絵里子 Eriko Ozawa
          橋爪香織 Kaori Hashizume
バロック・チェロ  原力海 Rikkai Hara
          山澤慧 Kei Yamazawa
バロック・バイオリン  後藤作楽 Sakura Goto
            堀内由紀 Yuki Horiuchi
            須賀麻里江 Marie Suga
バロック・コントラバス 原田遼太郎 Ryotaro Harada
リコーダー       森吉京子 Kyoko Moriyoshi
バロック・ファゴット  鈴木禎 Tadashi Suzuki
トラヴェルソ  新井道代 Michiyo Arai
        長島有紀 Yuki Nagashima
リュート    佐藤亜紀子 Akiko Sato 
打楽器     篠田浩美 Hiromi Shinoda
バロック・オーボエ  小野智子 Tomoko Ono


声明   斎藤説成 Setsujo Saito
三味線  守啓伊子 Keiko Mori
     簑田弘大 Kohdai Minoda
     山崎千鶴子 Chizuko Yamazaki
箏    田中奈央一 Naoto Tanaka
     日吉章吾 Shogo Hiyoshi
     平田紀子 Noriko Hirata
     日原暢子 Yoko Hihara
琵琶   久保田晶子 Akiko Kubota
笙    石川高 Ko Ishikawa
能管   滝沢成実 Narumi Takizawa
篠笛   あかる(北川)潤子 Junko Akaru
尺八   渡辺元子 Motoko Watanabe
     黒田静鏡 Seikyo Kuroda
打楽器  小川実加子 Mikako Ogawa
篳篥   鈴木絵理 Eri Suzuki
胡弓   安藤珠希 Tamaki Ando
posted by LT at 00:53| コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月16日

「元素」

アンサンブル室町第5回公演

2011年7月25日(月)18:30開場/19:00開演
サントリーホール・ブルーローズ於 (http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/ )
『元素』―音楽と舞踏のコラボレーション―

演奏作品:権代敦彦『キンタ・エッセンティア』(委嘱作品初演)
ジョン=フェリ・ルベル『元素』(1737)

芸術監督:ローラン・テシュネ
演出・振付:伊藤キム
ダンサー:伊東歌織、井上大輔、酒井幸菜、KEKE
演奏:アンサンブル室町(http://ensemblemuromachi.blog116.fc2.com/

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アンサンブル室町-表.pdf
アンサンブル室町-裏.pdf

演奏会によせて

世界は元素で成り立っている。
西洋において、元素とは原則として四大元素すなわち、土、水、火、空気であるとされてきました。一方、アジアでは一般に「空間」を加えた五大元素とされています。

音楽でも、絵画や他の芸術の場合と同様、常にこれらの元素が描かれてきました。フランス・バロックの作曲家ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747) も、1737年に「四大元素Les Éléments」という充実した作品を書いて、この時代としては当然のことですが、舞踏と結びつけています。冒頭部分(「混沌」)での思いもよらぬ強烈な響きは、西洋音楽史で初の「クラスター」と言えましょう。

21世紀初めの今日、日本人作曲家の権代敦彦氏は、人間性と宗教(Religion) 、それもラテン語の言葉本来の意味(Religare=見えないもの、死者…に結びつける)に強く惹かれています。そして、ルベルの作品から触発されながらも、「5つの元素(五大)」という日本の概念にこだわった新作「Quinta Essentia」を作曲しました。これは、アンサンブル室町のために特別に書かれた作品で、舞踏家の伊藤キム氏率いるダンサーたちと共に上演されます。

去る3月11日、日本が未曾有の地震と津波という、荒れ狂った「元素」に襲われて甚大な被害を受け、それに関連して世界規模での原子力の脅威が引き起こされたことは、まったく心の痛むめぐり合わせでした。この公演では、すべてを失った多くの皆さまへの思いと連帯の気持ちを、ささやかながらも表現したいと思っております。


ローラン・テシュネ



チケット:全席自由 一般4'000円/学生2’500円
(売上の一部を日本赤十字社を通して東日本大震災被災地へ寄付)
お問い合わせ:アンサンブル室町  080-4407-5445 arts@softbank.ne.jp
サントリーホールチケットセンター 03-3584-9999 http://suntory.jp/HALL/
チケットぴあ: 0570-02-9999 http://t.pia.jp

Lundi 25 Juillet 2011 a 19 heures (entrée des 18:30)
au Blue Rose de Suntory Hall de Tokyo (http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/ )


LES ELEMENTS
Spectacle Musique/Butoh



Oeuvres de

Atsuhiko Gondai : Quinta Essentia (creation mondiale)
Jean-Ferry Rebel : Les Elemens (1737)


Laurent Teycheney, direction artistique
Kim Itoh, mise en scene, choregraphie
Kaori Itoh, Daisuke Inoue, Yukina Sakai, Keke danse Butoh
Ensemble Muromachi (ensemblemuromachi.blog116.fc2.com/)
Place sous la direction de Hiroaki Takaha


Avant propos


Le Monde est constitué d’Eléments.

Dans la conception occidentale, ces éléments sont en principe au nombre de quatre : Terre, Eau, Feu, Air*, alors qu’en Asie on en considère généralement cinq en y ajoutant l’Espace.

La Musique a toujours illustré, tout comme la Peinture et l’Art en général, ces Eléments,

a l’instar de Jean-féry Rebel (1666-1747) , qui compose en 1737 ≪ Les Eléments ≫, une oeuvre dense, associant naturellement, en cette période baroque française, la Danse, et dont la violence et l’étrangeté sonné dès le début (Chaos) avec le premier ≪ cluster ≫ de l’histoire de la musique occidentale .

Aujourd’hui en ce début de XXIe siècle, le compositeur japonais Atsuhiko Gondai, passionné par l’Humanité et la Religion dans le vrai sens latin de ce mot (religare :relie...à l’Invisible, aux morts...) , va entrer en dialogue avec cette oeuvre de Rebel tout en imposant sa conception nippone des ≪ Cinq Eléments (Godai) ≫ avec sa nouvelle oeuvre : "Quinta Essentia" spécialement composée pour l’Ensemble Muromachi et élaborée avec le danseur Butoh Kim Itoh et ses Danseurs.

C’est une bien triste coïncidence que, le 11 mars dernier, le Japon ait été si douloureusement meurtri, frappé en deux temps par les Eléments en fureur : Tremblements de terre et Tsunami d’une violence inouïe, menacé de conséquences nucléaires dramatiques à l’échelle mondiale, ce spectacle est aussi l’occasion d’exprimer modestement notre compassion et notre solidarité à tant de gens qui ont tout perdu.

LT






Prix des places : 4000 yens adulte/2500 yens étudiant
un pourcentage de la vente des billets est destiné à la Croix Rouge Japon (tremblement de terre et tsunami du 11 mars dernier)
renseignements : par email (francais/anglais/japonais) : arts@softbank.ne.jp et tel :080-4407-5445


Suntory Hall Ticket Center : 03-3584-9999 http://suntory.jp/HALL/
アンサンブル室町-表.pdfアンサンブル室町-表.pdfTicket PIA: 0570-02-9999 http://t.pia.jp/
posted by LT at 08:53| 今月の一言 ソルフェージュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月29日

2011年3月11日東京

3月11日に日本を襲った東日本大震災以降、このブログに何も記しませんでした。

周囲の素晴らしい連帯感、皆の再建築に対する熱意、改めて働く事、日常を取り戻す事、エネルギー政策の見直しや他にも様々なこと。
この様に賢明で責任感があり、果断に運命を制御する国に将来的な信頼を置くと共に、受け入れてもらっていることを幸せに感じています。
日本国民は世界中にの人々に絶えず尊敬の念を抱かせ、愛情を生み、感嘆させているのです。

震災の被災者の方々にお見舞い申し上げ、犠牲となられた方々に心から哀悼の意を表します。
私が代表を務めますアンサンブル室町は2011年7月25日(月)、サントリーホールブルーローズに於いて次公演「元素」を開催するにあたり、本公演のチケット収益の一部を東日本大震災に寄付させて頂くことにしました。

今後、より一層人間的な将来、生物的に自然体で、様々な教訓を自覚し、残したいと願うことを未来の世代に相続出来る様に祈っています。

以下、本年1月4日東京文化会館に於いて開催しましたアンサンブル室町の公演「ポール・クローデルの百扇帖2」の写真を掲載します。
これらの写真が、私たちの愛する人々の混乱と辛い現状を少しでも和らげることができることを願っています。
それこそが芸術、そして音楽の力であり、望みでもあると思うのです。
ローラン・テシュネ


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LE 11 MARS 2011, TOKYO.


Depuis toutes les catastrophes du 11 mars dernier qui ont si durement touché le Japon je n’avais rien écrit ici.

L’extraordinaire solidarité ambiante, le courage de tous pour re-construire, re-travailler,
reprendre vie, revoir la politique énergetique et tant d’autres choses liées au court et au long terme
m’ont communiqué foi en l’avenir et bonheur d’être dans un pays d’accueil si responsable,si sage et si résolu à maitriser son destin.

La population japonaise ne cesse en effet, et dans le monde entier, d’inspirer respect, amour et admiration.

L’Ensemble Muromachi, qui donnera son prochain spectacle le 25 juillet au Blue Rose du Suntory hall de Tokyo,
contribuera financièrement à cette solidarité et prie de toute son âme pour les disparus, pour tous ces gens qui
ont tant perdu, pour un avenir proche et lointain plus humain, plus naturellement biologique et conscient
du message et de l’héritage que nous souhaitons tous transmettre à nos futures générations.

Que ces quelques photos, témoignant de notre spectacle du 4 janvier dernier au Tokyo Bunka Kaikan,
contribuent à adoucir la dureté de la vie quotidienne, la pauvreté et le désarroi de tant de gens que nous aimons.
Telles sont aussi la force et l’ambition de l’art et de la musique.

Laurent Teycheney
posted by LT at 19:29| 賛辞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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